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- タイヤ交換の費用が思ったより高かった
- 通販サイトのタイヤって安全なの？
- 通販で買ったタイヤはどこで交換すればいいの？
タイヤ交換の費用が、思ったより高くて驚いた経験はありませんか？タイヤを通販サイトで購入すれば、カー用品店やディーラーなどの実店舗よりも安く買える可能性があります。
この記事では、クルマ業界に30年在籍しているプロが通販サイトの特徴を徹底的に比較しました。初めてタイヤ通販サイトの利用を検討している人が検討しやすいように、通販サイトごとの強みや弱みを可視化して評価しました。
この記事を最後まで読めば、「どの通販サイトを選べばいいのか分からない」「購入後のタイヤ交換はどうすればいいの？」といった不安や疑問がなくなります。
タイヤ交換を「お得に」「安心して」「トラブルなく」終わらせて、貴方だけのカーライフを楽しんでください。
【TOP3】今すぐわかるおすすめタイヤ通販サイト
時間がない方のために、目的別におすすめの通販サイトを3つ紹介します。数あるタイヤ通販サイトの中からおすすめできる人別にサイトを厳選しました。
| 通販サイト名 | こんな人にオススメ | 特徴 | サイト情報 |
| オートウェイ （AUTOWAY） | 価格最優先な人 | 圧倒的な安さを誇る輸入タイヤが豊富にラインアップ | 詳細を見る |
| TIRE HOOD （タイヤフッド） | 初めてタイヤ交換する人 | 全国4800店舗の取り付けサポートと6ヶ月のパンク保証付 | 詳細を見る |
| フジ・コーポレーション （Fuji Corporation） | ブランドタイヤも選びたい人 | 全国展開の実店舗と連携した安心サービス | 詳細を見る |
ここで紹介された3社のサイトは、使いやすく価格もお手頃のためオススメです。
なぜ安い？タイヤ通販のメリット・デメリットの解説
タイヤ通販の最大の魅力は価格の安さですが、一方で実店舗にはないデメリットも存在します。ここでは、メリットとデメリットの両方を正直に解説し、タイヤ通販の賢い利用法を紹介します。
タイヤ通販を利用する5つのメリット
1. 安さの秘密
タイヤ通販が実店舗より安いのには明確な理由があります。まず、実店舗を持たないことで地代や人件費などの運営コストを大幅に削減できます。また、メーカーや卸売業者から直接仕入れることで、中間マージンをカットできるのも大きな要因です。
さらに、AUTOWAY（オートウェイ）に代表されるように、NANKANG（ナンカン）などの「アジアンタイヤ」を取り扱っているため、国産タイヤに比べて大幅に費用を抑えることが可能です。
2. 店舗では見つからない豊富な品揃え
実店舗では、在庫スペースの制約から品揃えが限られます。しかし、オンラインストアは事実上、巨大な倉庫同じです。国内外のあらゆるブランド、高性能なタイヤや特定の車種向けのニッチなサイズまで、幅広いラインナップから選べます。
価格比較サイト「価格.com」を見ると、1万6,000種類以上の製品がリストアップされており、その選択肢の多さは実店舗の比ではありません。
3. 自宅や取付店へ直送できる
タイヤは重くてかさばるため、自分で運ぶのは大変な労力です。タイヤ通販では、購入したタイヤを自宅だけでなく、指定したタイヤ交換業者や取り付け工場へ直接配送するサービスを提供しています。
これにより、重いタイヤを車に積み込む手間がなくなり、スムーズにタイヤ交換ができます。
4. 実際の購入者のレビューを参考にできる
店舗スタッフの説明も参考になりますが、実際にタイヤを使用したユーザーの生の声は非常に貴重な情報源です。
通販サイトでは、自分と同じ車種に乗っているユーザーのレビューを参考に、静粛性、乗り心地、雨の日のグリップ性能、燃費性能といったリアルな使用感を確認できます。これにより、より自分に合ったタイヤを選べます。
5. 24時間いつでも購入可能
通販サイトでは、店舗の営業時間を気にする必要がありません。仕事や家事で忙しい方でも、深夜や早朝など自分の都合の良い時間にタイヤを探し購入できます。
タイヤ通販の知っておくべき3つのデメリット
1. タイヤ交換は別途手配が必要
タイヤ通販が唯一面倒な点は、タイヤの購入と取り付けが別々のプロセスである点です。通販サイトでタイヤを購入した場合、車に取り付ける作業は自分で手配しなければなりません。
この手間が、通販をためらう大きな理由の一つとなっています。
2. 送料や工賃で総額が高くなる可能性
タイヤ通販で最も警戒したい点が総額料金です。タイヤを手配する「運賃」や持ち込みで交換を依頼する「工賃」は、事前に確認する必要があります。
例えば、「送料無料」と表示されていても、沖縄や離島、あるいは個人宅への配送は別途料金がかかる場合があります。また、通販で購入したタイヤを店舗に持ち込みする場合の交換工賃が1.5倍から2.0倍程度、割高に設定されていることが一般的です。
この点を考慮せずにタイヤ本体の価格だけで判断すると、最終的な総額が予想外に高くなる可能性があります。
3. 実物を確認できず、自己責任で選ぶ必要がある
オンラインでは、タイヤのゴムの状態や製造年週を直接確認することができません。最も注意すべきは、タイヤサイズの誤注文です。万が一サイズを間違えて購入してしまうと、車に取り付けられず、返品にも手間や費用がかかる可能性があります。
自分の車の正しいタイヤサイズを正確に把握し、自己責任で選ぶ必要がある点は、通販の大きな注意点と言えるでしょう。
【徹底比較】おすすめのタイヤ通販サイト12選
ここでは、数あるタイヤ通販サイトを専門家の視点で徹底的に調査し、本当にオススメできる12サイトをランキング形式で紹介します。
現在のタイヤ通販市場は、価格の安さを競うだけでなく、取り付けサポートや保証といった「サービス」で差別化を図る流れが顕著です。このランキングでは、利用者のニーズに最適なサイトを見つけられるよう、各サイトの強みを明確にしながら解説します。
オススメ通販サイト12選
| タイヤサイト名 | 公式サイト | 特徴 | 取り扱いメーカー | 価格（155/65R14） ※税込販売価格 | 価格（205/60R16） ※税込販売価格 | 送料 ※税込 | 取付サービス | こんな人にオススメ |
1．オートウェイ | 公式サイト | 輸入タイヤ取り扱いの量が圧倒的 | ナンカン（台湾） マックストレック（中国） ミネルバ（ベルギー） ダヴァンティ（イギリス） | 3,180円/本〜 | 5,540円/本〜 | 無料 | 提携店舗あり （約3,500店） ・タイヤピット ・自動車整備工場 | とにかく安くタイヤを買いたい人 |
2．タイヤフッド | 公式サイト | 全国4,800店での取付サポートと無料パンク保証 | ブリヂストン（日本） ヨコハマ（日本） ダンロップ（日本） トーヨー（日本） ミシュラン（フランス） | 3,300円/本〜 | 6,490円/本〜 | 1,100円/本〜 | 提携店舗あり （約4,800店） ・オートバックス ・ガソリンスタンド | TOPメーカーを安心して買いたい人 |
3．フジ・コーポレーション | 公式サイト | 実店舗との連携で安心 | ブリヂストン（日本） ヨコハマ（日本） ダンロップ（日本） トーヨー（日本） | 3,200円/本〜 | 6,300円/本〜 | 550円/本〜 | 提携店舗あり （約4,000店） ・直営店舗 ・ガソリンスタンド | ネットの安さと店舗の安心感を両立したい人 |
4．カーポートマルゼン | 公式サイト | タイヤとホイールのセットに強い | ブリヂストン（日本） ヨコハマ（日本） ダンロップ（日本） グッドイヤー（アメリカ） クムホ（韓国） | 4,250円/本〜 | 7,400円/本〜 | 1,100円/本〜 | 提携店舗あり （約3,500店） ・直営店舗 ・ガソリンスタンド ・自動車整備工場 | タイヤとホイールを一緒に購入したい人 |
5．Amazon | 公式サイト | 迅速な配送と豊富なレビュー | 各社主要ブランド | 3,180円/本〜 | 5,340円/本〜 | プライム会員は無料 | 販売元に準ずる ・オートバックス ・ガソリンスタンド ・自動車整備工場など | Amazonの利用に慣れている人、すぐに欲しい人 |
6．楽天市場 | 公式サイト | ポイント還元がお得 | 各社主要ブランド | 3,180円/本〜 | 5,390円/本〜 | 店舗により ※要確認 | 販売元に準ずる ・オートバックス ・ガソリンスタンド ・自動車整備工場など | 楽天ポイントを貯めている人 |
7．タイヤワールド館ベスト | 公式サイト | 東北最大級の物流センターから迅速出荷 | ブリヂストン（日本） ヨコハマ（日本） ダンロップ（日本） グッドイヤー（アメリカ） ハンコック（韓国） | 5,080円/本〜 | 8,150円/本〜 | 550円/本〜 | 提携店舗あり （約4,000店） ・直営店舗 ・ガソリンスタンド | 価格とサービスのバランスを重視する人 |
8．オートバックス公式通販 | 公式サイト | 大手カー用品店の安心感 | 各社主要ブランド | 3,220円/本〜 | 6,000円/本〜 | 600円/本〜 | 自社店舗 | ブランドの信頼を重視する人 |
9．イエローハットオンラインショップ | 公式サイト | 専売の国産タイヤがコスパ◎ | 各社主要ブランド | 3,700円/本〜 | 9,200円/本〜 | 無料 | 自社店舗 | コスパの良い国産タイヤを探している人 |
10．Yahooショッピング | 公式サイト | 多くの国内販売店が出店 | 各社主要ブランド | 1,390円/本〜 | 3,520円/本〜 | 店舗により ※要確認 | 販売元に準ずる ・オートバックス ・ガソリンスタンド ・自動車整備工場など | ポイントやクーポンを使用したい人 |
11．カーチューンタイヤ | 公式サイト | 使いやすいプラットフォーム | 各社主要ブランド | 3,300円/本〜 | 7,150円/本〜 | 商品により ※要確認 | グーネットピット ・ガソリンスタンド ・自動車整備工場 | 車好きで自動車コミュニティを活用したい人 |
12．タイヤ激安王 | 公式サイト | 17時までの注文で即日発送 | ブリヂストン（日本） ヨコハマ（日本） ダンロップ（日本） グッドイヤー（アメリカ） | 3,280円/本〜 | 5,410円/本〜 | 1,890円/本〜 | なし | とにかく早く、安くタイヤが欲しい人 |
番外編！タイヤメーカー直販サイト
こちらでは、番外編としてタイヤメーカー公式の通販サイトを紹介します。通販サイトを運営しているタイヤメーカーは「ブリヂストン」と「ダンロップ」の2社だけでした。
直営店や契約店によるプロの作業でタイヤ交換できるので、興味のある方はお試しください。
| タイヤサイト名 | 公式サイト | 特徴 | 取り扱いメーカー | 価格（155/65R14） ※税込販売価格 | 価格（205/60R16） ※税込販売価格 | 送料 ※税込 | 取付サービス | こんな人にオススメ |
ブリヂストンタイヤオンラインストア | 公式サイト | ブリヂストン公式タイヤ販売サイト | ブリヂストン | 15,840円/本〜 ※交換作業料込み | 22,220円/本〜 ※交換作業料込み | 無料 | 直営店、契約店 ※B-select店 （全国800店以上） | ブリヂストンの商品を安心して購入したい人 高品質な作業を望んでいる人 |
mobox | 公式サイト | タイヤの新しい買い方 リース契約 | ブリヂストン | 月額1,067円/4本〜 | 月額1,815円/4本〜 | 無料 | 直営店、契約店 ※B-select店 （全国800店以上） | ブリヂストン製品を履いてみたい人 高品質な作業を望んでいる人 |
ダンロップタイヤ公式オンラインストア | 公式サイト | ブリヂストン公式タイヤ販売サイト | ダンロップ ファルケン | 15,620円/本〜 ※交換作業料込み | 28,160円/本〜 ※交換作業料込み | 無料 | 直営店 （全国207店舗） | ダンロップ製品を安心して購入したい人 |
タイヤ通販で失敗しないための選び方パーフェクトガイド
「どこで買うか」が決まったら、次は「何を買うか」です。
無数にあるタイヤの中から、自分の車とライフスタイルに最適な一本を見つけ出すのは簡単ではありません。実店舗なら専門スタッフが相談に乗ってくれますが、通販では自分で判断する必要があります。
このセクションでは、専門知識がなくても最適なタイヤを選べるよう、「フレームワーク」提供します。ステップに従ってタイヤを選んでみましょう。
STEP 1：【最重要】まずは「タイヤサイズ」を正確に確認！
タイヤ選びで最も大切なのがサイズ確認です。サイズが合っていなければ、そもそも取り付けることができません。
サイズの確認方法
サイズの確認方法は、使用しているタイヤの側面（サイドウォール）を見てください。
例：「185/65R15 88S」
この表記には次の意味があります。
| 表記 | 意味 |
|---|---|
| 185 | タイヤ幅（mm） |
| 65 | 扁平率（％）＝幅に対する高さの割合 |
| R | ラジアル構造を示す |
| 15 | ホイール径（インチ） |
| 88 | ロードインデックス（1本あたりの最大荷重） |
| S | 速度記号（最高走行速度を示す） |
通販サイトで探す際は、この表記と完全に一致するタイヤを選びましょう。
もし文字が読みづらい場合は、ドア内側の空気圧シールを確認します。メーカーが指定する標準サイズが記載されているので、それを基準に選べば安心です。
STEP 2：季節と使い方で選ぶ「タイヤの種類」
タイヤサイズがわかったら、次は季節や走行環境に合わせた種類を選びましょう。
サマータイヤ（ノーマルタイヤ）
雪や氷のない時期に使う、一般的なタイヤ。春〜秋の走行に最適で、日本の大半の地域では基本これです。
スタッドレスタイヤ
冬専用タイヤ。
雪道や凍結路でのグリップ性能が高く、積雪地域では安全のため必須です。地域によっては装着が法令で義務化されている場合もあります。
オールシーズンタイヤ
1年を通して使える万能型。
軽い雪や雨にも対応できますが、本格的な凍結路では性能が劣るため、降雪の少ない都市部向けです。
STEP 3：あなたが重視する性能から選ぶ「タイヤのタイプ」
同じサイズでも、性能によって性格がまったく異なります。ここでは国産メーカーの3タイプを紹介します。
燃費重視：「低燃費タイヤ（エコタイヤ）」
転がり抵抗を低減し、燃費を向上。JATMAのラベリング制度で「AAA」「AA」と表示されるものが該当します。
代表例：ブリヂストン「ECOPIA」、ヨコハマ「BluEarth」シリーズ。
静粛性・快適性重視：「コンフォートタイヤ」
走行音を抑え、乗り心地を向上させた静かなタイヤ。
代表例：ブリヂストン「REGNO」、ダンロップ「LE MANS」。
走りを楽しみたい人向け：「スポーツタイヤ」
グリップ性能を重視し、カーブや高速走行に強い。摩耗は早めですが、走りの楽しさは抜群。
代表例：ブリヂストン「POTENZA」、ヨコハマ「ADVAN」。
STEP 4：【車種別】おすすめタイヤの傾向
車のタイプによって求められる性能は異なります。代表的な3タイプを紹介します。
ミニバン向け
ミニバンは重く背が高いため、ふらつきやすく偏摩耗が起こりやすいです。「ミニバン専用タイヤ」で剛性を高め、安定感を確保しましょう。
例：ヨコハマ「BluEarth-RV03」、TOYO「TRANPATH MP7」。
SUV向け
使用目的で選び方が変わります。街乗り中心なら静粛性重視の「オンロードタイヤ（例：ALENZA）」
アウトドア派なら悪路にも強い「オールテレーン（A/T）」が最適です。
軽自動車向け
車体が軽いため、タイヤ性能が乗り心地に直結します。燃費と耐久性のバランスが良い「エコタイヤ（例：NEWNO）」が定番。
より快適さを求めるなら、ブリヂストンの軽専用プレミアムモデル「REGNO XⅢ」もおすすめです。
迷わず選ぶための3ステップ
タイヤを選ぶためのステップは以下の通りです。
- サイズを確認（サイドウォール or 車検証）
- 季節・用途で種類を選ぶ（サマー／スタッドレス／オールシーズン）
- 性能・車種で最適化する（燃費・静粛性・走行性能）
この順番で選べば、タイヤ通販でも失敗することはありません。あなたのカーライフに最適なタイヤを見つけてください。
タイヤ通販サイトで購入後の交換・取り付けと費用相場
通販で理想のタイヤを見つけたとしても、最後に壁が立ちはだかります。それが「交換・取り付け」です。
ここでは、取り付けを依頼できる主な場所・費用相場、そして「なぜ持ち込み工賃が高いのか」という業界の仕組みまで解説します。
タイヤ通販サイトで買ったタイヤ交換業態と費用相場を比較
タイヤ通販で購入したタイヤは、専用の設備と技術を持つ業者に取り付けを依頼します。代表的な依頼先と、それぞれの特徴・費用相場を以下にまとめました。
| 業態 | 持ち込み工賃（4本） | 店舗購入時工賃（4本） | メリット | デメリット |
| カーディーラー | 16,000〜32,000円 | 12,000〜28,000円 | 技術力が高く安心感がある | 工賃が最も高い／持ち込みを断られる場合あり |
| タイヤ専門店 | 12,000〜24,000円 | 8,000〜16,000円 | 専門知識が豊富で作業が確実 | 店舗数が限られる |
| カー用品店 | 8,000〜16,000円 | 6,000〜14,000円 | 店舗数が多く利便性が高い | 持ち込み対応は店舗による／繁忙期は待ち時間が長い |
| ガソリンスタンド | 8,000〜16,000円 | 6,000〜14,000円 | 給油ついでに依頼できて手軽 | 店舗によって技術力に差がある |
| 自動車整備工場 | 8,000〜32,000円 | 6,000〜24,000円 | 柔軟な対応が期待できる | 料金体系がわかりにくい場合がある |
※上記は15〜16インチの一般的なタイヤ4本分の目安です。
インチサイズが大きいタイヤやランフラットタイヤ（パンクしても走行できる特殊構造）などは、工賃がさらに高くなります。
また、廃タイヤ処分料（1本500円前後）やゴムバルブ交換費用（1本500円前後）が別途必要です。
「持ち込み工賃」が割高になる理由
表からもわかるように、持ち込みタイヤの交換費用は店舗購入時より高めに設定されています。
その理由は、単に「手間がかかるから」ではありません。
理由①：店舗の利益を確保するため
多くの店舗は「タイヤ販売＋交換工賃」のセットで利益を出しています。持ち込みタイヤの場合、店舗はタイヤ販売の利益を得られません。
そのため、作業単体で採算を取る必要があり工賃を高めに設定しているのです。
理由②：品質リスクと保証の問題
持ち込みタイヤは品質保証の範囲外となることが多く、装着後にエア漏れやバーストが起きても販売店舗の責任ではありません。
そのため店舗は、「リスク料」として高めの工賃を設定します。また、通販タイヤには製造年数が古いものや保管状態が悪い商品もあり、トラブルを想定して慎重に扱う必要があります。
取り付けで失敗しないための3つのポイント
タイヤ通販サイトで購入したあとにタイヤ交換をスムーズに行うことが大切です。
- 購入前に「取り付け先」を決めておく
- タイヤを注文する前に、取り付け可能な店舗を確認しましょう。最近は、タイヤ通販サイトが提携取付店を自動案内してくれるサービスもあります。
- 事前に工賃・追加費用を見積もる
- 廃タイヤ料やバルブ交換費など、見落としがちなオプション費用を確認しておくことが大切です。
- 口コミや実績をチェック
- 作業精度や対応の良さは店舗ごとに差があります。特に「持ち込み歓迎」と明記している店なら、対応もスムーズです。
タイヤ通販サイトは「安く・便利」に見えても、取り付けは実店舗で行う必要があります。購入前にタイヤ交換の計画まで立てておけば、タイヤ通販は安心して利用できます。
最近の通販サイトは、車種検索機能や取り付け提携店舗サービスも充実しています。「サイズ・種類・性能」を把握していれば、専門店と同じレベルで安心して選べます。
タイヤメーカーが運営する通販サイトなら、「作業・商品」の品質に困ることはないでしょう。
