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- タイヤの空気圧点検はどのくらいの頻度でやるの?
- 少しくらい空気圧が低くても大丈夫じゃないの?
ガソリンスタンドで空気圧点検をすすめられて、「空気圧点検って、給油のたびに点検する必要あるの?」と疑問を抱いたことはありませんか?
実は、タイヤの空気は自然に抜けてしまうため、1ヶ月に1回の空気圧点検が必要です。
しかし、空気圧点検を怠った結果、クルマの燃費が悪化したり、タイヤが早期摩耗したりと、損をしている方が多いです。
この記事では、タイヤの空気圧点検の重要性から、低空気圧によるデメリット、空気圧点検のやり方まで、わかりやすく解説します。
タイヤの空気圧点検を習慣化すれば、以下のようなメリットが期待できます。
- タイヤの故障リスクが減る
- クルマの走行性能を維持
- 燃費低下の抑制
タイヤの空気圧点検を習慣にして、安心安全なカーライフを実現しましょう。
タイヤの空気圧点検頻度は1ヶ月に1回!

タイヤの空気は自然に少しずつ抜けてしまいます。その量は、1ヶ月で5〜10%程度です。
タイヤの中の空気は、クルマの重さを支え、路面の衝撃を吸収する重要な役割を担っています。性能を保つには、車両指定空気圧を維持することが必要です。

- 車両指定空気圧
- 車両メーカーが定めた、クルマを走行させるために必要な空気圧。
車両指定空気圧はクルマのドアエッジに表示されています。

※タイヤの空気圧は30日で5%〜10%も低下します。そのため、1ヶ月に1回の空気圧点検が必要です。
高速道路の利用前は点検をしましょう!
2024年JAFロードサービスの統計では、高速道路の救援理由1位が、タイヤのトラブルと発表されています。タイヤの空気圧不足が原因です。
高速道路を利用するような遠出の前には、必ず空気圧点検をしましょう。

空気圧点検で車両指定空気圧を維持しよう!

車両指定空気圧より低い空気圧、低空気圧の状態で走行すると、デメリットが発生します。空気圧点検では、車両指定空気圧を下回らないように注意してください。
低空気圧のデメリット
低空気圧は、タイヤの中央部が浮いて、両端だけが接地して潰れた状態になります。タイヤがクルマの重さに耐えられないからです。
低空気圧で潰れたタイヤは、クルマの性能に次のような悪影響を与えます。
- 燃費性能:転がり抵抗が増えて悪化
- 運動性能:カーブの踏ん張りが効かない
- 乗り心地:クルマが揺れるように感じる
- 摩耗性能:タイヤの両端だけ摩耗する
低空気圧には、メリットがありません。空気圧点検をして車両指定空気圧を維持しましょう。
低空気圧の走行は危険
タイヤの空気圧が低い状態で走行すると、ハイドロプレーニング現象やスタンディングウェーブ現象が、発生しやすくなります。
- ハイドロプレーニング現象
- 水の溜まった路面を走行すると、タイヤと路面の間に水が入り込み、摩擦力が失われる現象。
»Wikipedia(外部サイト)
- スタンディングウェーブ現象
- 空気圧不足の状態で高速走行した際に、タイヤの側面が波打つように変形する現象。
そのまま走行すると、バーストを引き起こす原因になります。
»DUNLOP(外部サイト)
走行中にタイヤの異変を感じたら、近くの店舗で空気圧点検をしましょう。
空気圧調整のポイント
空気圧点検は1ヶ月に1回です。1ヶ月後の点検まで、車両指定空気圧を下回らないようにするために、設定空気圧を「+20kPa」高くしましょう。
例:車両指定空気圧が200kPaの場合→空気圧を220kPaに調整する
「+20kPa」高めに設定することで、1ヶ月間車両指定空気圧を維持できます。

空気圧点検機器の紹介
空気圧点検に使用する計測器は、主に次の3種類です。
- エアゲージ
- 主に作業スタッフが使用します。コンパクトですが、専用のエアホースが必要です。
- エアキャリー
- ガソリンスタンドやカー用品店で使用されています。持ち運びがしやすく、誰でも扱えるのが特徴です。
- 自動エア充填機
- ガソリンスタンドやタイヤ専門店に設置されています。自動で設定空気圧に調整してくれるので、誰でも扱えます。

最も多くの店舗に配置されている空気圧計測器は、エアキャリーです。
空気圧点検と補充のやり方
エアキャリーを使った空気圧点検の手順を説明します。»JATMA(外部サイト)
- 車両指定空気圧の確認
- ホイールについているエアバルブのキャップを外す
- エアキャリーのエアクリップをエアバルブに差し込んでタイヤの空気圧を「計測」
- 車両指定空気圧を下回っている場合は、指定空気圧まで「補充」
- エアバルブのキャップを締めて点検完了
空気圧点検は専門スタッフに任せると「ラク」
多くの店舗で、無料の空気圧点検サービスが受けられるので、専門のスタッフに任せると「ラク」ができます。
無料で空気圧点検を受けられる店舗
- ガソリンスタンド
- カー用品店
- カーディーラー
- タイヤ専門店
中でも、日常的によく利用するガソリンスタンドは、最も点検を依頼しやすい店舗です。気軽にスタッフに声をかけて、空気圧点検をしてもらいましょう。
安全なカーライフには、1ヶ月に1回の空気圧点検を!

タイヤを車両指定空気圧に保つことで、走行中の安全性や操作性を維持し、トラブルの予防につながります。
空気圧点検は、遠出や旅行の前に必ず行いましょう。点検時には、車両指定空気圧より+20kPa高めに調整しておくと高速道路の安定性が増すので安心です。
1ヶ月に1回の空気圧点検で、安心安全なカーライフを楽しみましょう。